マウスは消耗品
パソコンの基本的な入力装置といえばマウスですが、使用していれば、いつかは壊れてしまいます。 特に壊れ易いのが左クリックボタンです。 で、壊れると単純に反応しなくなるというより、チャタリング(1クリックがダブルクリックになったりと、連打として判定されてしまう)が頻発するようになります。
安価な商品なら新品に買い替えれば良いのですが、1万円超の高級品や生産終了モデルとなると、簡単に代替品へと乗り換えるのが難しい場合もあるでしょう。 マウスをメーカーで修理対応するって話を聞きません。 私は Logicool のトラックボールマウス「M570」シリーズを愛用してますが、保証期間内にチャタリングが発生して、新品に交換してもらったコトがありますが、修理扱いされたコトはありません。
マウスボタンを修理するサービスがあったが・・・
メーカー非公認ですが、ドスパラならマウスボタンの修理を受け付けているようです。ドスパラ公式サイト マウスボタン故障修理サービス今現在、料金は一律で 5,500円(税込)です。別途、修理受付先への送料も必要となります。 実店舗での受付をしているのかは、サイト上に明記されていませんが、相談内容の入力フォームもあるので、詳細は聞いてみれば良いでしょう。 ニッチなサービスですが、ずっと続けて欲しいです。
※2023年01月02日時点で、修理サービスは1時休止中となっています。時期は不明ですが、再開する意向はあるようなので、修理をお考えの方は待つしかなさそうです。
※2023年01月31日にドスパラ公式サイトをチェックしたところ、以前まで存在した「マウスボタン故障修理サービス」のページが無くなっていました。マウスボタン故障修理サービスが復活する可能性は、とても低くなったようです・・・。
私自身は、まだマウス修理を依頼した経験はありません。 保証期間を過ぎた M570t のチャタリングを、自己責任で分解して接点復活剤を使用してクリーニングし延命使用していますが、チャタリング自体は改善したものの、ボタンのクリック感が悪くなってしまいました。 我慢できなくなった時点で、新品の SW-M570 に交換するつもりです。(もう予備として購入済み) 今は SW-M570 を使用中です。
補足:サービスを知るきっかけになった記事
私がマウス修理のコトを知った記事、ImpressのPC Watchの記事、チャタってしまった10年物マウスが3,000円で完全復活!
記事の中で「サービスが開始された経緯」についての記述があったので引用させて貰います。
マウス修理サービスは、PCの修理やアップグレード、クリーニングなどの新サービスを企画するなかで開始された。ドスパラでは各店舗に修理サポートが可能な技術力の高いスタッフがおり、その技術力をアピールする一環としてマウス修理を実施しているという。マウスの設計図などは当然存在せず、毎回開けてみての一発勝負で対応しているそうで、それでもきっちり修理してくれるのは確かな技術力の証拠と言える。
「ドスパラの技術力アピールの一環で始まったサービス」だったんですね。それに加えて、お客さんからの要望で「静音化スイッチ」という選択まで追加したという点も好印象。私の中でドスパラのイメージが確実に上がりました。
こんな素晴らしいサービスが無くなってしまうのは惜しい。また復活を希望したいですが、マウスを販売しているメーカーからすると「修理より買い替えて欲しい」と思っているでしょうし、仕方のない面もあるのかもしれません・・・。
買い替えるなら「トラックボールマウス」という選択肢も
パソコンはマウスで操作するのが当たり前になっていますが、「トラックボールマウス」という選択肢もあります。普通のマウスより体の負担を軽くできるのでオススメです。詳しくは下記の記事にまとめていますので、良かったら読んでみて下さい。
自力でマウスボタン修理に挑戦したいなら
公式にマウス修理を請け負うメーカーが見当たらないなら、どうせ壊れているしダメ元で自力修理するという手もあります。だからといって、ノープランでいきなり分解するのは無謀かもしれません。とはいえ、同じ発想に行き着いた人は探せば居るものです。次のようなキーワードで情報(動画)を検索してみてはどうでしょう。
検索ワード「マウスの名前 または 型番」&「修理」といった感じ。それでヒットしなければ「マウスボタン」&「修理」など。
別の機種や製品でもコツは似たようなものですので参考になります。また修理の時は精密ドライバーが必要になると思いますので、持っていない方は購入する必要があります。
Amazon 精密ドライバーセット で検索精密ドライバーは、おそらく代表的なサイズがあればOKだと思います。とりあえず6種類以上を目安に購入すれば困らないでしょう。
コメント