Wi-Fiルーターの安全性チェックができるサービス
IT系のサイト「Impress」をチェックしていたら、セキュリティー関連の記事で気になる内容を見つけました。
ImpressのINTERNET Watchの記事、Wi-FiルーターやIoT機器の安全性を無料でチェックできる！ 横浜国立大学などが提供する「am I infected?」を使ってみた
記事の解説を１部引用させてもらうと、
IoT機器を安全・安心に利用してもらうための啓もう活動を行っている株式会社ゼロゼロワンと横浜国立大学が提供しているサービスで、家庭用のWi-FiルーターやIoT機器がマルウェアに感染していないか、脆弱性な状態で利用していないか、などをチェックしてくれます
とのことで、「am I infected?」サイトを使えば、無料でWi-Fiルータのセキュリティーチェックができます。
実際に「am I infected?」で安全性をチェックしてみた
私も試しにWi-Fi接続しているスマホから「感染診断をはじめる」を実行してみました。
診断結果を受信するための「メールアドレス入力」と自分の「現在の環境を選択」と「このサイトを知ったきっかけは？」の選択と「私はロボットではありません」にチェックしてから「感染診断をはじめる」をクリックすると、数分後には「検査結果・再検査用ページ」のリンクが記載されたメールが届きました。
チェックしたスマホからリンク先を開くと、診断結果が表示されます（試しに別のパソコンからリンク先を開いてみても、結果は表示されませんでした。他人から診断結果を知られないようになっているようです）。 幸い、私の環境には問題が見つからなかったようで、「あなたのIoT機器は 安全な状態です マルウェア感染や、脆弱性、セキュリティ不備は確認されませんでした。」と表示されました。
「am I infected?」を使った感想
メールアドレスを入力する必要はありますが、無料でセキュリティチェックが可能なので、有益なサービスだと思います。このチェックで安全だと判定されたら絶対に安心だと保証される訳ではありませんが、明らかな危険があるかは判定できると思われます。
自分が使っているWiFi環境の安全性が気になる方は、１度はチェックしてみてはどうでしょうか？
「am I infected?」からの注意喚起メールが来た
2023年5月19日20時頃、私宛に「am I infected?」からメールが届きました。
迷惑メールフォルダに自動振り分けされていたのでチェックするのが遅れましたが、内容を確認すると、最近、警察から発表された「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」に伴う、ルータの再チェックを促す内容となっていました（個人宛のメール本文を公開するのは憚られるので概要だけ書きました）。
「am I infected?」のサイトを確認したところ、同じ趣旨の内容を掲載しているので、どうやら本物のメールのようです（念のため、メール内のリンクは踏まずに、自身が登録済みのブックマークから飛びました）。そのホームページには「am I infected?」の公式Twitterアカウントを開設したとの案内もあります。IoT機器関連のお役立ち情報を発信するようですので、もし興味のある方はフォローしてみてはどうでしょうか？（私もフォローしました）
メールが届いたのには少し驚きましたが、セキュリティー対策の啓発を促すという趣旨に沿った、真摯な取り組みではないでしょうか。
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